前回は、『記事を書く際に意識すること』を説明しました。
そして、記事を書く際には『おもしろくて為になる記事』を書かなければいけないことを
お伝えしましたね。
ですが、その前に記事の内容が読者に伝わらなければ意味がありません。
そこで、今回から『わかりやすい記事を書くためにはどうすればいいか?』を説明していきます。
よろしくお願いします。
まずは前提をお話します。
それは『読者は頭が良くない』ということです。
といっても読者をバカにしているわけではありません。
あなたが思っているよりもずっと、
「あなたの考えを読者に伝えるのはむずかしい」ということです。
あなたが記事を書いている時に、
「なんとなくこれで伝わるだろう」「話の流れでこれくらい理解できるだろう」
と思って書いた文章は、残念ながら読者には伝わりません。
読者はそういったわかりにくい記事、読みづらい文章に出会うとすぐに、
「わかりにくいから読むのやーめた」と、続きを読むのを止めてしまいます。
少しでも手を抜くと、そこから読者に悪い印象を与えかねないんです。
そして、その悪い印象が記事全体の印象になり、サイト全体の印象になってしまうかもしれません。
そうならないためにも、最後まで手を抜かず、どうすれば読者に伝わるかを考えて書いてください。
『読者は頭が良くない』と考えて一文一文丁寧に記事を書いてくださいね。
それでは今回は、意識するだけで簡単に記事の印象が良くなるポイントを2つ紹介します。
①漢字を少なくする
漢字が多い文章だと、読者は読む前に「難しそう」「読むのめんどくさそう」と思ってしまい、
記事を読み始めてくれません。
漢字と"かな"の割合は3対7が良いとされています。
漢字が多いなと思ったら、ひらがなに直せないか考えてみてくださいね。
例)勿論→もちろん 益々→ますます 誰でも→だれでも 挨拶→あいさつ 下さい→ください
②同じ言葉を繰り返さない
まず、意識するのは語尾です。同じ語尾を繰り返すと文章が単調になり、読んでいて違和感がでてしまいます。
例)
「家計の見直しって大切です。無駄を省いて節約するのが大事です。そのために意識を変えることが必要です。」
↓
「家計の見直しって大切ですよね。無駄を省いて節約するのが大事です。そのために意識を変えることが必要ですよ。」
また、このような言葉の繰り返しもNGです。
例)
「お互いに好きで付き合っていたカップル。なので、別れた後でもお互いのことを少しは考えるはずです。そのときお互いが必要と思わなければ意味がありません。」
↓
「お互いに好きで付き合っていたカップル。なので、別れた後でも相手のことを少しは考えるはずです。そのとき互いに必要と思わなければ意味がありません。」
繰り返しは気がつかずにしてしまうケースも多いので要注意ですよ。
記事が完成した後で、読み返し『同じ言葉の繰り返し』になっていないか必ず確認しましょう。
わかりやすい記事になるかどうかは、ライターさんの意識一つで大きく変わります。
どうすれば読者が読みやすくなるかを常に考えて記事を書くようにしてくださいね。
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