【記事の基礎②】わかりやすい記事を書くために最低限マスターすること

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前回は意識するだけで記事の印象が良くなるポイントについて書きました。




今回も『わかりやすい記事』を書くための細かいテクニックを説明していきます。

どれも基本的なことなのですぐに取り入れて実践してくださいね。


① 誰にでもわかる言葉で書く


その業界特有の用語や、初心者が知らないような単語はできる限り避けましょう。
どうしても使わなければいけないときは注釈をつけるなどフォローするようにしてください。


また、わざと難しい言葉を使うライターさんがおられます。(これはなぜか男性の方に多いですね...)


「さしあたり」「総じて言えることは」「付言しておきます」など、
普段の生活で使わないような言葉は記事中でも使うべきではありません。

自然な言葉を使うようにしてくださいね。


② 長い文は2つに分ける

文が長いと読みにくいです。
長い文は思い切って2つに分けましょう。

慣れていないライターさんほど、長い分を使いがちです。
注意してください。

例)
部屋の掃除などを始めてしまって勉強に集中できないときもありますが、そんなときは思い切って外に出て体を動かし、一度リフレッシュしていまいましょう。

部屋の掃除などを始めてしまって勉強に集中できないときがありますよね。そんなときは思い切って外に出て体を動かし、一度リフレッシュしていまいましょう。


③ 説明不足に注意する

『主語がなくて伝わりづらい』
『指示語が何を示しているのかがわかりにくい』

こういったことは記事作成に慣れていないとしてしまいがちですね。

前回の記事で「読者は頭が良くない」と書きましたが、そのことを理解できていれば記事作成も丁寧になりますよ。
意識してみてくださいね。


④ 文章の基本を守る

「てにをは」、「句読点」、「接続詞」の使い方がおかしいと、
内容が良くても読みにくい文章になってしまいます。


記事ができたら声に出して読み返してみましょう。
息継ぎを句読点で行い、リズムよく読めれば合格です。


また、接続詞で気をつけるのは「繰り返し」です。

同じ接続詞を続けて使わないようにしましょう。
特に逆説の接続詞は多用すると話の筋道が大きく変わってしまうので、注意が必要です。

ダメな例)
私は来月から犬を飼います。
しかし、家にはすでに猫が2匹います。
しかし、どうしても買いたいのです。


さらに、会話や心情には「」をつけましょう。
当たり前のことですが、意外とできていない人も多いですよ。



以上、どれも基本的なことばかりですが、これらが守られるだけで記事が格段に読みやすくなります。
意識して書くようにしてくださいね。



それでは1つ問題です。

下記の例は『携帯電話使用時の悩み』をあるライターさんに書いてもらったものです。
今まで説明した内容を使って、どのように修正すればわかりやすくなるか考えてみてください。

問題:

携帯会社Aの電話のオペレーターと少し揉めましたが、言ってもどうにもしてくれなかったので、解約が無料の時期まで待つことにしました。
とても腹立たしいけど、向こうは契約書にサインをされてるので、そのときに理解したと見なされているとか言ってきて、昔に携帯ショップで対応してくれたスタッフに文句を言ってやりたい気持ちになりました。


どうでしょう?修正できましたか?

お題がむずかしいかもしれません(笑)

私ならこうしますよ。


携帯会社Aのオペレーターと少し揉めましたが、私がどう言っても対応してくれませんでした。
なので、解約が無料の時期まで仕方なく待つことにしました。
オペレーターからは「お客様は契約書にサインをされているので、サインをしたときに理解したとみなされています」と言われてしまい、とても腹立たしかったです。
契約時に対応したショップのスタッフに文句を言ってやりたくなりました。


『長い文を2文に分ける』、
『指示語を説明する』、
『会話にはかぎかっこをつける』、
あとは構成が変だったので並べ替えを行い、気になるところを修正しました。

これで多少は読みやすくなったと思いますがどうでしょうか?


読んでいただいたように、ルールが守られていないととても読みづらい文章になってしまいます。

このような雑な文章を作成して納品しないように注意してくださいね。


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