前回はわかりやすい記事を書くためにマスターしなくてはいけないことを書きました。
今回は、記事を書く際にしてはいけないこと(禁止事項)について書いていきます。
『してはいけないこと』も意外と多いので注意しましょう。
①季節的な挨拶や時事的な事柄を使わない
記事はインターネット上にアップされることがほとんでです。
そのため、読者がその記事を読むのはいつになるかわかりません。
納品した1週間後か1ヵ月後か、はたまた5年後10年後になることもあり得ます。
そんなときに時事的な事柄が書いてあったらどうでしょうか?
記事を古いものだと感じてしまい、正しい事柄が書いてあっても古い情報で当てにならないと勝手に解釈されかねないのです。
そのため、『季節的な挨拶』や『時事的な事柄』は使わない方がベターとされていますよ。
②確定していない情報は断定しない
例)
『子供に買ってあげた本をお父さんやお母さんが読み聞かせてあげれば、子供とのコミュニケーションにもなりますし、子供に良い影響があること間違いなしです。』
これはたしかに良い影響がありそうですが、あるとは限らないのが正しいですよね。
科学的根拠がないものを断定しないようにしましょう。
こういう場合には「ありそうですよね」「あるでしょう」「あるかもしれません」のような表現を使ってフォローするようにしてください。
③”思います”を使わない
「~するべきだと思います。」「~した方がいいと思いませんか?」という表現はライターの意見を読者にぶつけているだけで、
異なる意見の読者が読むのをやめてしまいかねません。
「~ですよね」「~ではないでしょうか」と、読者に寄り添うような書き方をしてください。
『あなたは違うかもしれませんが、私はこう思います』という文章にしましょう。
(※ライターさん向け補足)
もちろん、最後の『まとめ』で自分の意見を言う際に"思います"を使うのは問題ありません。
記事の内容にもよりますが、記事の本文はライターの考えを読者に提案する場所、
まとめは意見・感想を伝える場所だと考えてください。
④記事の盗用
当たり前のこと過ぎて書くか迷いましたが、他の記事のコピペは絶対にしてはいけません。
盗用が発覚すると、ライターとしての信頼を失い、契約が破談になるだけでなく、
法的な問題に発展する可能性もありますよ。
絶対にしないでくださいね。
以上が『記事を書く際にしてはいけないこと4つ』です。
これらを守ってクライアントの意向に沿う記事を納品してくださいね。
もちろん、クライアントによって他に禁止事項があったり、上記と違う内容の指示があるかもしれません。
何がOKでNGかは記事を書く前にしっかりと確認するようにしましょう。
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