今まで具体的な記事の書き方について、各項目ごとに説明してきましたが、問題なく理解できているでしょうか?
疑問や質問があれば気軽にコメントしてくださいね。
さて、今回は『記事の流れ』について説明します。
あなたは記事を書く際に『流れ』について意識していますか?
記事には流れがあります。
「記事タイトル」は「導入文」を読ませるためのものです。
「導入文」は「本文」を読ませるためのものですし、
「見出しタイトル」は「本文」の構成をわかりやすくするためのものです。
そして、「まとめ」は記事の内容を包括したものですね。
このように記事には流れがあることを理解して、読者の目を「先へ先へ」と進めるように書いていかなければいけません。
と、書くと「いきなりそんなことできない!」と思うかもしれませんね。
ですが、『記事の流れ』に関してライターさんにしてほしいことは、実は一つだけなんです。
それは、記事のスタートからゴールまで『軸がブレないようにすること』です。
軸がブレていない記事が書ければ、それだけで読者は離れにくくなりますよ。
ライター初心者の方は特に、記事を書いている途中で内容がブレてしまい、スタート(記事タイトル)とゴール(まとめ)で内容がズレてしまうミスをしがちです。
例えば、記事タイトルが「家計の見直し方法」なのに、内容は「貯金の仕方」について書いてあったり、
タイトルが「失恋の立ち直り方」なのに、内容は「新しい恋の見つけ方」だったりします。
こうなってしまうと、『記事タイトル』で読者を集めても、読者にとって読みたい内容の記事ではなくなってしまいます。
すると、読者はすぐに他のサイトに離れていってしまう可能性が高いんです。
そういう記事を納品していては、クライアントからも評価はしてもらいにくいですよね。
そうならないためにも、スタートからゴールまでが一本の道になるように意識し、記事を書くようにしてください。
では、ブレないために具体的に何をすれば良いのかというと...
それは、すでに説明した『記事の準備』なんです。
記事を書く前に準備を行いますよね。
そこで、キーワードから『悩み』『疑問』を見つけます。
その中で設定した一人の読者に向けて最初から最後まで記事が書けていれば、内容がずれることはめったにありません。
準備を適当に行い、思い付きで書いた記事ほど軸がブレてしまいますよ。
なので、しっかりと準備をするようにしてください。
さらに、内容がずれてないかどうかの確認方法については、簡単なやり方があります。
それは完成した記事を、『記事タイトル』→『導入文』→『まとめ』の順に読んでみることです。
もし軸がブレている場合だと、読んだときに違和感があり、すぐにわかります。
違和感があったときは理由を考えて修正するようにしてくださいね。
この方法は記事が長いときほど有効ですよ。
今回は『記事の流れ』について説明してきました。
内容がずれている記事を納品されてしまうと、一部の修正だけでは対応できないため、すべてを書き直ししてもらう可能性もあります。
そうならないためにも、今回の説明をよく理解して「芯の通った」記事を書いてくださいね。
また、記事作成に慣れが出てくる頃に、このミスをしてしまうケースもよく見受けられます。
完成した記事は毎回しっかりと確認してから納品するようにしましょう。
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